表面重合した新規ナノ炭素細線の分子レベル電子計測
Publicly Offered Research
Project Area | pi-System Figuration: Control of Electron and Structural Dynamism for Innovative Functions |
Project/Area Number |
17H05154
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
坂口 浩司 京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授 (30211931)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2018: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2017: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | ナノ材料 / 表面重合 / 自己組織化 / ナノ炭素 |
Outline of Annual Research Achievements |
グラフェンナノリボン(GNR)は、“有限幅を持つグラフェン”すなわち一次元炭素細線であり、分子幅やエッジ端構造に依存した電子的性質を持つことが理論的に予測されている。しかし完全共役系を達成する重合 水素縮環反 が難しく不融 不溶であるため、これまで微細加工技術を用いたトップダウン手法によるカーボンナノチューブ開裂形成や原料分子の超高真空蒸着重合などのボトムアップ法による極微量合成は報告されているものの、化学構造を規定したGNRの簡便な合成法の確立は未開拓であり、その確立が世界的に望まれている。本提案では、我々が開発した2ゾーン型化学 相成長法を用い、新規なGNRの表面合成と物性計測を目指す。今年度は、前年度に有機合成した前駆体原料分子として末端に官能基を有するZ型分子を、我々が開発した2ゾーン型化学相成長法を用いて低真空中で気化させ、高温に加熱した清浄石英表面に接触させて原料分子のラジカルを発生させ、温度制御した 結晶金属基板上でのラジカル重合反 及び脱水素縮環反応により新しい構造を持つGNRを表面合成し、走査型トンネル顕微鏡(STM)を用いて詳細な構造計測を行った。非対称構造と想定される分子構造を観測することができた。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(27 results)