原虫ウイルスの探索および宿主制御機構の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Neo-virology: the raison d'etre of viruses |
Project/Area Number |
17H05809
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
七戸 新太郎 長崎大学, 感染症共同研究拠点, 助教 (80737148)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥9,360,000 (Direct Cost: ¥7,200,000、Indirect Cost: ¥2,160,000)
Fiscal Year 2018: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2017: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
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Keywords | ウイルス / 原虫 / 二本鎖RNA / 内部共生 / 寄生虫 / 共生 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、原虫に共生するウイルスおよび内在性ウイルスの探索、および、ウイルス・原虫・宿主動物で構成される超個体におけるウイルスの機能を明らかにする。 昨年度の予備実験結果から継代によるウイルス除去は難しいと考えられるため、RNA依存性RNAポリメラーゼ(RdRp)阻害薬を用いてトリコモナスからウイルス除去を試みた。リーシュマニアに共生するウイルスに有効な2種類のRdRp阻害薬を添加した状態でトリコモナスを継代したが除去することができなかった。トリコモナスウイルスとリーシュマニアウイルスのRdRpの構造の違いによって阻害薬が作用しなかった可能性がある。引き続き条件検討を進め、詳細に解析する。 トリコモナスウイルスの除去が難航していることから、新たに人や動物で消化管感染症を引き起こすジアルジアを用いてウイルス・原虫相互作用を調べることとした。ジアルジアウイルスは報告されている原虫ウイルスの中で唯一水平感染し得ることが報告されている。動物由来のジアルジアに共生するウイルスゲノムの全長配列を決定し、ウイルス感染・非感染ジアルジアのトランスクリプトーム解析を行うとともに動物への感染性や組織向性の変化等についても調べる。現在ジアルジアウイルスゲノム配列の解析を行っている。データベース上に報告されているジアルジアウイルスのゲノム配列は少なく、これらとの比較解析も行う。 原虫ウイルスゲノム・カプシドが宿主細胞内センサー(Toll-like receptor(TLR)やRIG-I-like receptor (RLR))との相互作用(原虫ウイルス・宿主間)を引き起こすか調べる。核酸を認識するTLRおよびRLRのノックアウト培養細胞の準備を行った。これらのセンサーとトリコモナスウイルスおよびジアルジアウイルス由来RNAとの相互作用を調べ、インターフェロン産生に関連するか否かについて解析する。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)