エンドソームを起点とするシグナル発信機構の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Integrative understanding of biological signaling networks based on mathematical science |
Project/Area Number |
17H06001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
花房 洋 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (00345844)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥11,700,000 (Direct Cost: ¥9,000,000、Indirect Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2018: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
Fiscal Year 2017: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
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Keywords | EGFR / LRRK1 / endosome / ERK / membrane contact site / endosomal traffic / エンドソーム / シグナル伝達 |
Outline of Annual Research Achievements |
刺激により細胞膜上で活性化した受容体チロシンキナーゼ(RTK)は、エンドサイトーシスによってエンドソームに集積し、リソソームへと運ばれ分解される。この時、受容体の一部は細胞膜にリサイクルされ、リソソームによる分解を免れる。最近の研究から、同じ活性化した受容体が細胞膜とエンドソームからとで異なるシグナルを発信し、異なった細胞応答を引き起こすことが明らかとなってきた。我々は、RTKの1つ上皮成長因子受容体(EGFR)に注目し、エンドソームを起点とするEGFRシグナルの制御機構の解明を目指している。昨年度までの解析から、ROCOファミリーキナーゼLRRK1が、小胞体(ER)-エンドソームコンタクトサイト上で、EGFRの脱リン酸化・不活性化に重要なことを明らかにした。SplitGFPを用いてコンタクトサイトを可視化し、LRRK1がコンタクトサイト形成に重要か検討したところ、LRRK1はコンタクトサイト形成自体には必要ないことが明らかとなった。一方LRRK1は、コンタクトサイト上でEGFRの脱リン酸化を促進し、EGFRのエンドソーム内腔への取り込みを促進することを明らかにした。LRRK1によるEGFR脱リン酸化およびエンドソーム内腔への取り込みは、エンドソーム膜上から発信されるEGFRシグナルを負に制御していることを明らかにした。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)