計算論的行動計測技術に基づく顔と身体表現における物理的対面の機能とその障害の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Construction of the Face-Body studies in transcultural conditions |
Project/Area Number |
18H04182
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
松田 壮一郎 筑波大学, 人間系, 助教 (90762675)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2018: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 物理的対面 / 二者同時計測 / ウェアラブルデバイス / 視線推定 / 対人相互作用 / 定量解析 / アイコンタクト / 自閉スペクトラム症 / 工学デバイス / 対面 |
Outline of Annual Research Achievements |
①社会的コミュニケーション評価場面での一人称視点映像を用いた視線推定の活用:共同注意の応答や始発、行動的要求や社会的相互作用の評定を行うESCS(Early Social Communication Scales)実施時、実験者にアクションカメラを装着した。アクションカメラで撮影した実験者の一人称視点映像へ視線推定技術を応用することによって、行動評定が容易になる可能性が示唆された。 ②自閉スペクトラム症児とロボットの物理的対面下における社会的行動の分析:3-7歳の自閉スペクトラム症児5名を対象として、実験を実施した。 (実験1)約3分間でロボットを数回転倒させた。その結果,5名全ての自閉スペクトラム症児がロボットを立たせることへ従事した。一方,実験者が転倒して見せた際に援助を示した子どもはほとんどいなかった。 (実験2)2つの実験条件(随伴追従・非随伴追従)下で、参加児はロボットと自由にインタラクションした。随伴追従条件ではロボットのカメラに基づく自動追従を行い、非随伴条件では追従機能を切断した。参加児のロボットへの呼名、接近、ロボットへの注目、身体接触について条件間で比較したが、大きな差は認められなかった。 ③神経発達障害児に対する音楽療法中の楽器演奏への自動フィードバック効果検証:7-9歳の神経発達障害児3名を対象として、音楽療法セッション中のハンドチャイム演奏に対し、3軸加速度センサー及び3Dジャイロスコープを用いたデバイス(CHIMELIGHT)の効果検証を行った。適切なハンドチャイム演奏に対しフィードバックを与えない条件(ベースライン(A))と、LED光によるフィードバックを与える条件(介入(B)を比較した。その結果、フィードバックがある条件(B)において、ハンドチャイムに対する注目の増加が認められた。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(15 results)