Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
最終年度はHsp104の高速原子間力顕微鏡(AFM)観察の再現性の確認と培養細胞の実験データの取得を行った。野生型Hsp104とN末端欠損変異体を用いてアミロイド線維に対する反応の可視化を行った。その結果、Hsp104はN末端を介してアミロイド線維表面に結合している事が示唆された。この事は別の実験手法(共沈)によっても支持された。また、ヒト培養細胞HEK293を用いたHsp104の脱会合活性の検証を行なった。前年度までにプラスミド構築を進めていたコンストラクト(野生型Hsp104)とアミロイド線維Xを発現させた所、細胞内のアミロイド線維に対する明確な脱会合効果が観察された。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。