Studies on molecular and physiological mechanisms of the Matatabi response in the domestic cat
Publicly Offered Research
Project Area | Frontier research of chemical communications |
Project/Area Number |
18H04602
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Iwate University |
Principal Investigator |
宮崎 雅雄 岩手大学, 農学部, 准教授 (20392144)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2018: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
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Keywords | ネコ / 化学コミュニケーション / 嗅覚 / イリドイド / 本能行動 / ケミカルコミュニケーション / 受容体 / マタタビ / ケミカルシグナル |
Outline of Annual Research Achievements |
既知のマタタビ活性物質(アクチニジン、イリドミルメシン、イソイリドミルメシン、ジヒドロネペタラクトン、イソジヒドロネペタラクトン)の活性再評価とマタタビ中含有量を調べた。イリドミルメシンはネコが頬をこすりつける、床に転がるといったマタタビ活性が高かったが、マタタビから検出できなかった。アクチニジンは含量が最も高いが活性が無かった。残り3種の化合物は、活性があったが含量がとても低かった。この結果よりマタタビに未同定の活性物質が含まれている可能性を考え、マタタビ葉から活性物質の再探索を行った。葉抽出物を液体クロマトグラフィーで分画したところ、ネコに強い活性を示した画分に過去に未同定であったネペタラクトールが含まれていた。ネペタラクトールの合成標品をネコに提示したところ、強いマタタビ活性が認められ、これが真のマタタビ活性物質であると結論付けた。次にマタタビ反応中のネコが陶酔することを考慮して、動物の多幸感に関わる神経系の一種であるμオピオイド系がマタタビ反応に関与しているか検証した。4頭のネコを使い、延べ7回、μオピオイド受容体の阻害剤であるナロキソン、その対照として生理食塩水を注射して、5~10分後に単一のマタタビ活性物質標品を提示し、ネコが示す反応を解析した。生理食塩水投与後に比べナロキソン投与後にマタタビ反応時間が顕著に(p=0.0042)減少することが分かった。以上の結果、μオピオイド系を介した情動系がネコのマタタビ反応に関与することが強く示唆され、マタタビ反応中のネコは多幸感を得ていると考えられた。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)
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[Presentation] The neuronal system for euphoria is important for the matatabi-response in cats2020
Author(s)
Uenoyama, R., Katayama, R., Miyazaki, T., Adachi, M., Yamashita, T., Kaneko, S., Nishikawa, T., and Miyazaki, M.
Organizer
International Symposium on “Environmental Response Mechanisms in Plants and Animals
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