細胞骨格を足場とする酸化ストレスナノイメージング法の開発
Publicly Offered Research
Project Area | Resonance Biology for Innovative Bioimaging |
Project/Area Number |
18H04740
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Gifu Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
平山 祐 岐阜薬科大学, 薬学部, 准教授 (10600207)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥10,400,000 (Direct Cost: ¥8,000,000、Indirect Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2019: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2018: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | イメージング / 活性酸素種 / 酸化ストレス / 蛍光プローブ / 細胞骨格 / ナノイメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、細胞骨格を足場として、活性酸素種やレドックス活性金属イオンのナノイメージングを実施するための化学ツールを開発することを目指すものである。当該年度においては、前年度に引き続き細胞骨格分子である、アクチン、微小管、および細胞内脂質に結合する蛍光プローブ分子の開発に取り組んだ。 前年度には、アクチンへの結合活性が知られている分子を用い、それを使ったアクチンフィラメント共有結合性化合物の合成を実施した。目的化合物を得ることができたが、細胞イメージングの結果、一部アクチンフィラメントへの結合も見られたものの、その大部分が他の細胞内器官および細胞膜へと結合したものとなった。 一方、アクチンフィラメントは、特異的結合分子が非常に限定的であるため、まずは市販化合物として入手できる微小管結合性化合物を使ったプローブ開発へと転換した。すなわち、微小管結合性部位としてパクリタキセルを用い、それに対して各種蛍光プローブを結合した化合物の開発に着手した。目的化合物について、その前駆体までの合成を達成し、当該研究期間内では完了しなかったものの、引き続きその機能評価を行なっている。また、これらに加え、脂質に着目し、脂質膜に固定化される各種蛍光プローブ分子の開発に着手した。こちらについても現在すでに合成を達成しており、細胞を使った機能評価の段階に進んでいる。 これらプローブを使い、活性酸素種のナノイメージングへとつなげていきたい。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(15 results)