細胞の「硬さ」を非接触計測するブリルアン散乱イメージング
Publicly Offered Research
Project Area | Resonance Biology for Innovative Bioimaging |
Project/Area Number |
18H04749
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
市村 垂生 大阪大学, 先導的学際研究機構, 特任准教授(常勤) (50600748)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥9,750,000 (Direct Cost: ¥7,500,000、Indirect Cost: ¥2,250,000)
Fiscal Year 2019: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2018: ¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
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Keywords | 生物物理学 / バイオイメージング / エラストグラフィ / 力学計測 / メカノバイオロジー / 生物物理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、細胞内外の弾性を計測するためのブリルアン散乱顕微鏡を開発することを提案した。とくに、本年度はイメージングの高速化とマルチモーダルイメージング法の確立に取り組んだ。従来よりも高強度のレーザーを用いることでレーザー走査を高速化し、従来の約10倍の速さで画像取得を実現した。これにより、データ収集の効率が飛躍的に高めることができた。また、初年度中に確立したブリルアン散乱-蛍光の同時計測法の開発研究を拡張して、同一試料をブリルアン散乱、ラマン散乱、レイリー散乱および蛍光によって計測できるマルチモーダルイメージング装置を開発し、多数の特徴量によって細胞状態を計測できる新規イメージング手法を確立した。各特徴量間の相関解析により、変量間ネットワークを記述できるようになった。本手法は同一細胞を力学量、化学量、生物量で同時に計測できる手法であり、生体システムを新たな量で可視化し理解することが期待できる。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)