Hadron interactions from two particle momentum correlation and scattering amplitudes around threshold
Publicly Offered Research
Project Area | Clustering as a window on the hierarchical structure of quantum systems |
Project/Area Number |
19H05151
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
大西 明 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (70250412)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | ハドロン間相互作用 / 2粒子運動量相関関数 / カイラル動力学 / 格子QCD / 高エネルギー原子核衝突 / 2粒子運動量相関 / 高エネルギー重イオン衝突 / 2粒子運動量相関 |
Outline of Research at the Start |
ハドロン間相互作用は原子核などのハドロン多体系研究の基盤である。ところが核子を除くハドロンは全て不安定であり、散乱実験の標的にできない。我々は高エネルギー核反応からの様々なハドロン対(ΛΛ、pΩ-、pK-、pΞ-)の運動量相関を用いて相互作用を議論してきた。運動量相関は相対波動関数の2乗と粒子源関数の積分で与えられるため、後者が既知ならば前者から相互作用の情報が得られるのである。本研究では格子QCDやカイラル動力学から得られる最新のハドロン間相互作用を用い、結合チャネル効果を取り入れて運動量相関を求め、最近次々に報告されている実験からのデータと比較してハドロン間相互作用の制限を更に進める。
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Outline of Annual Research Achievements |
ハドロン間相互作用は原子核などのハドロン多体系研究の基盤である。ところが核子を除くハドロンは全て不安定であり、散乱実験の標的にできない。我々は高エネルギー核反応からの様々なハドロン対(ΛΛ、pΩ-、pK-、pΞ-)の運動量相関を用いて相互作用を議論してきた。運動量相関は相対波動関数の2乗と粒子源関数の積分で与えられるため、後者が既知ならば前者から相互作用の情報が得られるのである。 2020年度にはK^{bar}N(反K中間子-核子)-πΣ-πΛ結合チャネル効果を取り入れた相関関数の計算プログラムを完成し、pK-相関関数を求め、LHC-ALICE collaborationにより観測されたpp(陽子-陽子)衝突からの相関関数データと比較することにより、カイラル動力学によるK^{bar}N相互作用の検証を行った。またΛ(1405)がK^{bar}N束縛状態としての性質を持つか否かを判別する上で、源関数サイズが異なるpA (陽子-原子核), AA (原子核-原子核)反応での相関関数が有用であることを議論し、予言値を与えた。この研究成果は Phys. Rev. Lett. にて出版されている。ここで開発した理論手法は、結合チャネル・クーロンポテンシャル・しきい値のズレの効果を初めて全て取り入れて相関関数の計算を実現したものであり、新規性が高く、また適用範囲が広い。この枠組みを用いて強い相互作用の第一原理計算である格子QCDに基づいてHAL QCD collaborationによって求められたNΞ-ΛΛ結合チャネルポテンシャルを用いた相関関数の計算も行っており、現在論文を準備中である。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(44 results)
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[Journal Article] Signatures of the vortical quark-gluon plasma in hadron yields2020
Author(s)
Taya Hidetoshi, Park Aaron, Cho Sungtae, Gubler Philipp, Hattori Koichi, Hong Juhee, Huang Xu-Guang, Lee Su Houng, Monnai Akihiko, Ohnishi Akira, Oka Makoto, Yang Di-Lun
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Journal Title
Physical Review C
Volume: 102
Issue: 2
Pages: 021901-021901
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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