Chemical Communication between Marine Natural Products and Cytoskeleton
Publicly Offered Research
Project Area | Frontier research of chemical communications |
Project/Area Number |
20H04764
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
木越 英夫 筑波大学, 数理物質系, 教授 (90169839)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | アプリロニンA / 化学コミュニケーション / タンパク質間相互作用 / 細胞骨格タンパク質 / 海洋天然物 / アクチン / チューブリン |
Outline of Research at the Start |
海洋天然物アプリロニンAは化学シグナルとして働くことにより、二大細胞骨格タンパク質であるアクチンとチューブリンのタンパク質間相互作用を誘導する。本研究では、関連する海洋天然物により誘導されるタンパク質間相互作用の詳細を解析し、生成する三元複合体の構造と機能(化学コミュニケーション)を理解することにより、同様の活性を持つ有用な生物活性リガンドの創製を目的とする。そのために、最近成果が得られているハイブリッド化による生物活性アナログの開発を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
天然物については、対象の海洋動物アメフラシ の採集量の最近の減少とコロナ感染状況により、十分な量を確保できなかった。そこで、化学合成によるアナログ供給に注力した。 合成による試料供給については、すでにアプリロニンAの全合成経路を確立してはいるが、選択性、効率の点で不十分な点が含まれている。そこで、これまでの研究で判明している天然物と同様の生物活性を持ちながら、合成工程の大幅な削減が期待できるハイブリット・アナログに基づき、さらに効率的なアナログを設計し、合成を目指した。 すでに合成法を確立しているアプリロニンA-スウィンホライドAのハイブリッド・アナログから、生物活性に不要な官能基を除くことにより、合成が簡略化できるアナログを設計した。このアナログを3つのセグメントに分けて合成し、クロスメタセシス、山口エステル化、Pdカップリングにより連結と環化を行い、目的のアナログを合成した。この合成経路では、セグメントの官能基が適切に準備されているために、各セグメントをそれぞれ16段階、6段階、11段階で合成したのち、わずか3段階で3セグメントの連結と環化を行うことができた。 また、アプリロニンAと類似の構造を持ち、強いアクチン脱重合活性を示すサイトファイシン類について、そのマクロラクトン部の活性を確認するために、合成を行なった。C1-C15セグメントとC16-C21セグメントをそれぞれ合成したのちに、右田-Stilleカップリングで連結し、不斉エポキシ化などの官能基変換を行い、重要合成中間体である環化前駆体を合成した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(17 results)
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[Journal Article] A dynein-associated photoreceptor protein prevents ciliary acclimation to blue light2021
Author(s)
Kutomi O, Yamamoto R, Hirose K, Mizuno K, Nakagiri Y, , , , , , , Shibata D, Shibata M, Shiba K, Kita M, Kigoshi H, Tanaka Y, Yamasaki Y, Asahina Y, Song C, Nomura M, Nomura M, Nakajima A, Nakachi M, Yamada L, Nakazawa S, Sawada H, Murata K, Mitsuoka K, Ishikawa T, Wakabayashi K, Kon T, Inaba K
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Journal Title
Science Advances
Volume: 7
Issue: 9
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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