ハイブリッド型タンデム触媒反応の開発を基盤とした高次構造アルカロイドの革新的合成
Publicly Offered Research
Project Area | Hybrid Catalysis for Enabling Molecular Synthesis on Demand |
Project/Area Number |
20H04800
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
植田 浩史 東北大学, 薬学研究科, 講師 (50581279)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | ドミノ反応 / タンデム触媒 / アルカロイド / 全合成 / 金触媒 / C-H官能基化 / 大員環 / 銅触媒 / グアニジン |
Outline of Research at the Start |
複雑な構造を有する分子は、その化学合成に多大な時間や労力を要する。本研究では、一つのフラスコ内で異なる複数の触媒反応を連続的に行い、単純な分子を迅速かつ効率的に高度な構造を持つ分子へと変換させる、新たな触媒反応の確立を目指す。さらに、確立した手法をもとに、複雑な構造を有する高次構造多環性アルカロイドの化学合成を展開する。有用な生物活性を持つ天然物の効率的な化学合成の実現は、創薬天然物ライブラリーの拡充やこれまで量的供給の観点から埋もれてきた医薬品シーズの発掘につながるものと期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
近年の医薬リード化合物の枯渇問題を受け、特異かつ複雑な骨格を有する生物活性天然物に注目が集まっている。しかし、高度に官能基化された天然物の合成は、現代の精密有機合成化学をもってしても容易ではなく、満足のいく量的供給や構造活性相関研究を視野に入れた誘導体合成は困難である。このような背景のもと、本研究では、分子合成オンデマンドを実現するタンデム触媒の反応の開発と、確立した新たな方法論を基盤とする高次構造アルカロイドの迅速合成法の確立を目指し、研究に取り組んでいる。金触媒を用いたオートタンデム触媒反応を基軸とする多環性アルカロイドの迅速合成に関しては、独自に開発したドミノ型環化反応を基軸とし、海産グアニジンアルカロイドであるイソクランベシジン800のスピロ構造を含む4環性骨格の構築に成功した。銅触媒を用いたアシスト型タンデム触媒反応を基盤とした高次構造アルカロイドの迅速合成においては、本年度はシャルテリンCの合成研究に取り組んだ。本合成研究において、我々がデオキソアポディンの合成研究の過程で見出したインドールのC-Hアルキル化を適用することで、標的天然物の外枠の骨格を成す12員環の構築に成功し、シャルテリンCの世界初の不斉全合成の足がかりを築いた。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(42 results)