Acquisition of Mathematical Concepts Through Neural Integration of Synchronic Informations in Cognitive Experiences
Publicly Offered Research
Project Area | Studies of Language Evolution for Co-creative Human Communication |
Project/Area Number |
20H05005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
末谷 大道 大分大学, 理工学部, 教授 (40507167)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥7,540,000 (Direct Cost: ¥5,800,000、Indirect Cost: ¥1,740,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
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Keywords | 数学の認知科学 / 数知覚 / 神経回路網 / 正準相関分析 / 複雑系科学 / リザバーコンピューティング / 計算論的神経科学 / 視覚情報処理 / 深層学習 / 再帰型神経回路網 |
Outline of Research at the Start |
食料や富の分配,租税,交易,暦など,古より人類の営みには数学的思考とその実践が必要であり,今日の文明の基盤となっている.それでは,数学的概念はどのように身体的経験から獲得されるのだろうか?本研究では,再帰型神経路網を用いた複数の視覚的経験の学習を通じて、数およびそれらの算術操作概念に対応する非線形ダイナミクスがどのように神経回路網の中に自己組織化されるかについて複雑系科学の観点から探求する.
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Outline of Annual Research Achievements |
数学は自然や社会を科学的に記述するための言語として、人間に固有の高度に象徴化された概念体系であるが、赤ん坊や、他の動物であるラット、マカク、カラスなどの種においても、瞬時に視覚的なアイテムの数を評価する能力や、簡単な足し算や引き算を行う能力などの初等的な数学的認知能力が備わっていることが指摘されている。このような問題に対して、いくつかのグループでは、一般的な視覚物体認識のために訓練された畳み込みニューラルネットワークによって、特定の数に反応するニューラルユニットが自発的に現れることを発見するなど、深層ニューラルネットワークを用いた計算的アプローチに基づいた興味深い研究を行っている。これらの結果は、現実の世界のオブジェクトやシーンを認識するために進化した視覚システムの中に数知覚能力が埋め込まれた可能性があることを示唆している。 しかし、視覚的なアイテムの数量評価は数の概念の一側面に過ぎない。数量に加えて、数の概念は長さ、面積、体積などの大きさ、順序、オブジェクトの位置など多面的な意味を統合することによって形成される。そこで、複数のモダリティの情報を統合したニューラルネットワークモデルを提案することで数の感覚が出現するかについて計算論的なアプローチで研究を行なった。具体的には、正準相関分析を深層化したdeep CCAに基づいて、異なる経験(実験ではMNISTの数字画像と長方形のような視覚アイテムが複数配置された画像)から「数」に共通する情報を抽出する多層ニューラルネットワークモデルを構築し、どのような条件で離散性と数の順序性が保たれた神経活動状態が現れるか探究した。この結果については日本神経科学会や日本物理学会の年会において発表を行なった。 また、生理学研究所と共同して数知覚に関する認知課題実験と脳波計測を行なった。現在、数名の被験者に対する計測を行いそのデータを解析している。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)