The origin of human lexicon
Publicly Offered Research
Project Area | Studies of Language Evolution for Co-creative Human Communication |
Project/Area Number |
20H05015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大関 洋平 東京大学, 大学院総合文化研究科, 講師 (10821994)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 語彙処理 / 語彙獲得 / 語彙進化 / 計算モデリング / 耐性理論 / 深層ニューラルネットワーク / 形態論 / 統語論 / 並行進化仮説 / 相互分節化仮説 / 二重分節解析 / レキシコン / 分散形態論 / 言語進化 / 階層構造 / 意図共有 |
Outline of Research at the Start |
人間言語は、「階層構造」を介して音声と意味を繋ぐことにより、「意図共有」を可能にしている。理論言語学では、人間言語を構成する二大部門として、「統語演算システム(シンタクス)」と「語彙システム(レキシコン)」が想定されており、言語進化学では、これらの起源・進化に関して様々な仮説が提案されてきた。特に、シンタクスに関しては、様々な前駆体が活発に議論されてきたが、レキシコンに関しては、具体的な仮説がほぼ提案されていない。そこで、本研究では、「分散形態論」を理論的枠組みとして、レキシコンの起源に関する仮説を理論的に構築し、当該領域の計画研究との共同研究を通して実証的に検討することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、「分散形態論」を理論的枠組みとして、レキシコンの起源に関する仮説を理論的に構築し、当該領域の計画研究との共同研究を通して実証的に検討することを目的とする。具体的には、分散形態論と言語進化学を融合することにより得られる進化シナリオとして、レキシコンの起源に関する「分散・統合仮説」を提案する。もし本研究で理論的に提案する「分散・統合仮説」が構成論的に実証されるとすれば、下位システムにおいて統語・意味・音韻が「分散」して分節化され、それら3つの情報の「統合」により人間レキシコンが進化できることを示すシミュレーション結果が予想される。この結果は、「統語演算システム」に偏重していた従来の言語進化学を補完・拡充するという学術的な意義だけで無く、共創的コミュニケーションの提言という社会的な意義および新型の記号創発ロボティックスの開発という工学的な意義を兼ね備えている。 今年度は、2020年度に実施した理論研究に基づき、語彙進化を構成論的に検証するため、語彙処理・語彙獲得の計算モデリングを実施した。まず、日本語の語彙処理・獲得を規則ベースの計算モデルである耐性理論(Tolerance Principle)でモデリングし、研究成果を言語科学会第23回年次国際大会で発表した。また、日本語の語彙処理・獲得を類推ベースの計算モデルである深層ニューラルネットワーク(Deep Neural Network)でモデリングし、研究成果を日本言語学会第165回大会および言語処理学会第29回年次大会で発表した。加えて、日本英語学会第40回大会において、本研究の海外研究協力者であるAlec Marantz氏による特別講演を実施した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)