Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
対話者に傾聴されている実感を与え、対話を楽しむことのできる対話ロボット・システムが強く望まれている。本研究の目標は、身体的引き込みによりユーザの発話を促しコミュニケーションが活性化され、話すと元気になり対話を楽しめる音声対話エージェントの設計・開発である。状況に応じた自然なインタラクションからユーザの思いを受け取り、共有し、かかわりを深めていくことでユーザが心地よく感じる快情動を誘発する対話システムの実現を目指す。
オンライン及び対面でのシステム開発・解析・評価を再検討し、音声駆動型身体引き込みキャラクタInterActorおよび身体的インタラクションロボットInterRobot,Sotaに対して雑談対話システムを組み込み、対話者の音声に対して発話応答するエージェントを開発展開した。とくに音声対話ロボットSotaに対して発話音声からうなずきなどの身体的引き込み動作を自動生成するインタラクションモデルを導入し、対話者の音声に対して発話応答するシステムを開発し、各種対話実験プラットフォームとして応用展開した。言語的なインタラクションを行うシステム開発として、発話単語から生成された画像やオブジェクトが引き込み反応することで発話を促進するシステムを開発しており、高齢者施設においてシステムの有効性を評価した。また本システムにSotaを組み込んだ発話支援システムを新たに開発した。さらに自然な応答動作を生成するために、身体的引き込み反応のタイミング制御とともに、うなずき動作の多様性に着目し、発話支援システムを開発し、有効性を検証した。とくにうなずき動作そのものも違いが、印象にどのような違いをもたらすのか調査した。うなずき動作を構成する要素として、「うなずきの回数」「うなずきの深さ」「1回のうなずき動作に要する時間」の3要素に注目し、うなずき動作の類型化を行い、同じような印象を多様なうなずき動作で生成できることを示すとともに、印象評価に基づいたエージェントを用いてコミュニケーション支援効果を示した。
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
All 2022 2021 2020 Other
All Int'l Joint Research (2 results) Journal Article (4 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results, Peer Reviewed: 4 results, Open Access: 4 results) Presentation (15 results) (of which Int'l Joint Research: 5 results, Invited: 6 results) Remarks (2 results)
Journal of Advanced Mechanical Design, Systems, and Manufacturing
Volume: 15 Issue: 5 Pages: JAMDSM0061-JAMDSM0061
10.1299/jamdsm.2021jamdsm0061
130008086237
Transactions of the JSME (in Japanese)
Volume: 87 Issue: 903 Pages: 21-00187-21-00187
10.1299/transjsme.21-00187
130008120036
Volume: 87 Issue: 897 Pages: 20-00104-20-00104
10.1299/transjsme.20-00104
130008043312
Scientific Reports
Volume: 10 Issue: 1 Pages: 1-10
10.1038/s41598-020-74438-6