大量の写真・映像群を用いた都市空間の記録と再生に関する研究
Publicly Offered Research
Project Area | Cyber Infrastructure for the Information-explosion Era |
Project/Area Number |
21013013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
廣瀬 通孝 東京大学, 大学院・情報理工系研究科, 教授 (40156716)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥5,100,000 (Direct Cost: ¥5,100,000)
Fiscal Year 2010: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 2009: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | コンテンツ・アーカイブ / バーチャルリアリティ / ユーザインタフェース |
Research Abstract |
本年度は,体験情報として取得された大量の写真・映像群を用いて都市空間の記録と再生を行うことに重点を置き,実際に都市空間を保存するアプリケーションとして応用するための基礎技術の開発と実証実験を行った.具体的には次の3項目を行った.1)カメラを利用した静的都市空間の再構成:カメラを利用した静的都市空間の再構成の研究として,オンデマンドに個人が記録した画像を利用し,建築物や植物等,都市空間における静的要素の再構成を行うという課題に取り組み,個人が容易に記録可能な静的都市空間記録システムの実現という成果を挙げた.2)動的都市空間の抽出と再生:動的都市空間の抽出と再生の研究として,都市空間における静的要素のみならず,都市の賑わいの再現に重要だと考えられる,人や車の流れ等,動的要素の抽出,再生を行うという課題に取り組んだ.ローカルな視点での動的要素の再現として,3次元再構成手法の動画への拡張の実現,グローバルな視点での動的要素の再現として,GPSやTwitterを用いて取得した位置情報付きの動画の,3次元空間中での提示手法の実現という成果をあげた.3)過去都市空間の取り込みと再生:過去都市空間の取り込みと再生の研究として,コンピュータ上の過去都市空間と現在の実空間の間を繋ぐという課題に取り組み,現地に赴いて過去と現在の景観の移り変わりを体験可能なMRシステムの実現という成果をあげた.また,このシステムを博物館展示等の領域型展示に応用し,展示物の過去の体験支援にも有効であることが確認された.
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)