オートファゴソーム形成の素過程:初期と終期の解析
Publicly Offered Research
Project Area | Proteolysis in the Regulation of Biological Processes |
Project/Area Number |
21025019
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
野田 健司 大阪大学, 生命機能研究科, 准教授 (00290908)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬場 美鈴 工学院大学, 産学共同研究センター, 研究員 (80435528)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥6,600,000 (Direct Cost: ¥6,600,000)
Fiscal Year 2010: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2009: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Keywords | オートファジー / PI3P / ボスファチジルイノシトール三リン酸 / Atg14 / Vps34 / MTMR3 / ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ / ホスファチジルイノシトール3-ボスファターゼ / ホスファチジルイノシトール3リン酸 |
Research Abstract |
本研究は細胞内たんぱく質分解現象であるオートファジーに関してその制御機構の詳細を明らかにすることを目的とした。特にその分解基質を隔離する膜構造体オートファゴソームの形成時の、その時空間的な制御に注目した。その結果、オートファジーに関わることが知られていたリン脂質、ホスファチジルイノシトール三リン酸(PI3P)が局所的に生成消失することがオートファゴソーム形成の制御に深く関わることを見出した。特に哺乳類で初めてオートファジー特異的なPI3Pの産出に関わるホスファチジルイノシトール3-キナーゼ複合体のサブユニットとしてAtg14Lを同定した。Atg14Lの欠損細胞はオートファゴソームの形成に欠損を示す。Atg14Lを含むホスファチジルイノシトール3-キナーゼ複合体はAtg14L依存的に小胞体へとリクルートされ、このリクルートの可否がオートファジー能とよく一致したことより、小胞体においてPI3Pがオートファジー有同時に産生されることが必須であることが証明された。またPI3Pの分解に関わるホスファチジルイノシトール3-ホスファターゼMTMR3の機能欠損がオートファゴソームの形成を誘導することを見出した。これらの結果より、小胞体におけるキナーゼとホスファターゼのバランスがオートファジー制御の必須ポイントであることを提唱した。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)
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[Journal Article] Two Beclin 1-binding proteins, Atg14L and Rubicon, reciprocally regulate autophagy at different stages2009
Author(s)
KMatsunaga, T Saitoh, K Tabata, H Omori, T Satoh, N Kurotori, I Maejima, K Shirahama-Noda, T Tchimura, T Tsobe, S Akira, T Noda, T Yoshimori
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Journal Title
Nat Cell Biol 11
Pages: 385-396
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Peer Reviewed
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