複数のストレスセンサーからのシグナルを統合するしくみ
Publicly Offered Research
Project Area | Molecular interaction and modal shift of cellular sensors |
Project/Area Number |
21026003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
小林 麻己人 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (50254941)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥5,800,000 (Direct Cost: ¥5,800,000)
Fiscal Year 2010: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2009: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Keywords | Keap1 / 酸化ストレス / 遺伝学 / 親電子性物質 / ゼブラフィッシュ / Keapl |
Research Abstract |
本研究の目的は、さまざまな種類のストレスに対し、どのような機構がどのように応答して、私たちの体を守るのかを明らかにすることである。選択した題材は、多種多様のストレスに応答する生体防御システムNrf2である。これまでの研究により、ストレスシグナル感知に異常を示す突然変異動物の単離・系統化や動物個体を用いた新規センサー分子の探索システムの構築に成功し、複数のストレスセンサーがNrf2を活性化することを見出した。昨年度は、Nrf2に関連する小胞体ストレスセンサー同定を試み、その実体はリン酸化酵素PERKであることを同定した。 本年度は、PERKがどのようにNrf2に小胞体ストレスからのシグナルを伝達するか、そのメカニズム解明に取り組み、次の3点を達成できた。 1 ゼブラフィッシュPERK遺伝子を単離し、発現解析を行ったところ、PERKは初期胚では発現していないことがわかった。実際に、初期胚に小胞体ストレス誘導剤を処理しても、PERK下流遺伝子の発現誘導は観察されず、初期胚ではPERK経路は機能していないものと推測された。 2 常時活性化型PERK分子を作製して、ゼブラフィッシュ胚に過剰発現させたところ、eIF2aはリン酸化されるが、Nrf2は活性化されなかった。胚期に機能しない介在因子の存在が浮かび上がった。 3 介在因子候補であるATF4のゼブラフィッシュホモログを単離し、これがNrf2のタンパク質安定化と活性化に機能することを明らかにした。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)