ネグレクト発症・回復の予兆検出によるプレシナプス数理モデルの構築
Publicly Offered Research
Project Area | Constructive understanding of multi-scale dynamism of neuropsychiatric disorders |
Project/Area Number |
21H00192
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
大塚 稔久 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (40401806)
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Project Period (FY) |
2021-09-10 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
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Keywords | シナプス / ネグレクト / アクティブゾーン / CAST |
Outline of Research at the Start |
本研究は、ネグレクト様の養育行動異常を示し、かつ経験によって症状が改善される世界的にも珍しいモデルマウスを用いて研究を進める点に大きな特色がある。ネグレクト様行動が出産経験によって改善されるため、トランスオミクス解析によりネグレクト様行動の変化を遺伝子・タンパク質・神経回路レベルで包括的に解析できる。養育行動時に活性化する神経回路を標的とした可視化・光操作技術を確立し、予測した数理モデルの実験的な介入・検証を行い、ネグレクトの分子から個体・行動レベルに至るマルチスケールの変容を解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
母親マウスの養育行動依存的に活性化する神経細胞を可視化するためc-Fos mRNAを蛍光in situハイブリダイゼーション法により検出する系を立ち上げ、野生型、CAST KOマウス間での活性化した細胞数の比較を行った。その結果、養育行動の中枢として知られている内側視索前野 (MPOA) や我々が養育行動後に活性化する領域として注目している視床室傍核、ストレス中枢の室傍核 (PVN) では差は見られなかったが、PVNの細胞種ごとに再解析した結果、オキシトシン陽性神経細胞が減少する傾向を見出した。また、この実験系を用い、慈恵医科大渡部教授、名古屋大竹本教授らとともに慢性的な味覚物質摂取による味覚中枢の可塑的な変化に関する解析を行い、Molecular Brain誌にて成果を発表した。続いて、活動依存的に活性化する神経細胞のシナプス末端タンパク質の変動を調べるための行動特異的な遺伝子発現制御系の構築ではGFPをマーカーとして試したところ行動依存的なGFPの活性化が誘導できなかった。現在発現誘導するためのタモキシフェンの調整を検討中である。さらに、エピジェネティクスの解析として、東京理科大学萩原准教授、イギリス、エクセター大の小黒講師とともに、養育行動後のMPOAのゲノムDNAメチル化の変動の解析に着手した。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Novel SLC9A6 Variation in Female Carriers With Intellectual Disability and Atypical Parkinsonism.2022
Author(s)
Nan, H., Kim, YJ., Tsuchiya, M., Ishida, A., Haro, H., Hiraide, M., Ohtsuka, T., Takiyama, Y.
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Journal Title
Neurology Genetics
Volume: 8
Issue: 1
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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