Bivalent DNAアプタマーによるプロテインノックダウン法の開発
Publicly Offered Research
Project Area | New frontier for ubiquitin biology driven by chemo-technologies |
Project/Area Number |
21H00286
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
前川 大志 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (10771917)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥7,280,000 (Direct Cost: ¥5,600,000、Indirect Cost: ¥1,680,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
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Keywords | アプタマー / SPOP / CBF1 / タンパク質分解 / DNAアプタマー / 血管内皮細胞 / アルファスクリーン / タンパク質分解システム / プロテインノックダウン |
Outline of Research at the Start |
標的タンパク質を分解に導くプロテインノックダウンは、疾患関連タンパク質の特異的分解による新規治療法や、標的タンパク質の機能解析ツールとして期待されている。本研究では短期間、高効率で取得でき、標的タンパク質に高い結合能を有するリガンドとしてDNAアプタマーに注目し、DNAアプタマー同士を架橋したbivalent DNAアプタマーによる標的タンパク質のプロテインノックダウン法を確立する。
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Outline of Annual Research Achievements |
最終年度の2022年度においては、SPOPとCBF1を繋ぐbivalent DNAアプタマーによるSPOPとCBF1の近接活性を高める条件について検討した。合成したbivalent DNAアプタマーはSPOPまたは、CBF1の片方のタンパク質とは強力な結合シグナルを示したが、三者複合体の形成を示す強い結合シグナルは見られなかった。そこで、SPOPのリコンビナントタンパク質を合成し、先にSPOPとbivalent DNAアプタマーとを混合しておき、その後、当該複合体とCBF1との結合活性を評価した。その結果、SPOPと混合したことにより結合シグナルが著しく阻害された。以上より、立体障害が発生したことにより、今回合成したbivalent DNAアプタマーにはSPOPとCBF1を顕著に近接させる活性は存在しないことが示唆された。 そこで、SPOPアプタマーまたは、CBF1アプタマーに直接K48ユビキチンテトラマーを共有結合させたユビキチンアプタマーを有機化学的に合成し、細胞内に膜透過ペプチドを用いて導入し、SPOPまたは、CBF1のタンパク質レベルを検証した。その結果、SPOPアプタマー処理により、SPOPのバンドパターンに変化が見られた。今後は細胞内送達方法をさらに検討し、SPOPやCBF1を強制的に分解できるユビキチン化アプタマーの創生を目指す。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)