組織内全細胞観察を目的とした三次元ライブイメージング法の開発
Publicly Offered Research
Project Area | Comprehensive understanding of scattering and fluctuated fields and science of clairvoyance |
Project/Area Number |
21H05590
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Transformative Research Areas, Section (II)
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
市村 垂生 大阪大学, 先導的学際研究機構, 特任准教授(常勤) (50600748)
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Project Period (FY) |
2021-09-10 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥10,920,000 (Direct Cost: ¥8,400,000、Indirect Cost: ¥2,520,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2021: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
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Keywords | バイオイメージング / 光学 / 蛍光イメージング / 蛍光顕微鏡 |
Outline of Research at the Start |
組織発生過程における組織内の全細胞解析・追跡を目的として、三次元散乱体内をサブ細胞分解能でライブ観察できる光学イメージング法の開発を目的とする。とくに1mm以上の組織の三次元観察をターゲットとし、生物学現場で簡便に観察できることを重視する。研究期間内に、iPS細胞の組織発生における細胞分布の変遷のイメージングに応用し、その応用可能性を示したい。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、多細胞システム(組織や個体)内の細胞の分布を3次元的にライブイメージングできる新規光学技術を提案し開発する。近年の細胞生物学では、多細胞システムの動作を個々の細胞単位で理解することが重要な課題となっている。それら研究で重要なツールとなるのが蛍光イメージングによるライブ観察であり、これまで様々なイメージング技術が提案されてきた。本研究では、培養基板上の多細胞システムの3次元イメージングを簡便に行うための技術として、遮光ライトシート照明法を提案し、3次元イメージングを実現するための照明光学系および検出光学系を設計し、その光学特性を検証した。照明系では、シート状に集光した光をガラスプリズムから試料に臨界角に近い角度で入射することで、試料内にシート状の照明ビームを生成する。遮光ビームはガラス試料界面で屈折することにより、試料側で薄く長いビームを形成できる。このシートビームにより面選択的に蛍光分子を励起した。これを検出するために試料上部に配置した検出光学系を励起ビームのシートの角度に一致するように傾けることで、蛍光イメージングした。ビームのz位置と検出光学系の焦点面を一致させながら走査することで、横分解能1.5um、奥行き分解能8um程度での3次元イメージングを達成した。また、本イメージングを実現するために必要な試料ホルダーを独自設計し、簡便にイメージングを実施できる方法を確立した。最終的に、発生生物学のモデル動物の胚の観察に応用し、生物学応用の可能性を実証した。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)