将来のCP対称性の測定に向けた新しいビーム強度測定器の開発
Publicly Offered Research
Project Area | New Developments of Flavor Physics |
Project/Area Number |
22011011
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | High Energy Accelerator Research Organization |
Principal Investigator |
坂下 健 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (50435616)
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Project Period (FY) |
2010 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2011: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | ニュートリノ振動実験 / CP対称性の破れ / 強度検出器 |
Research Abstract |
本研究の目的は、J-PARCで行われているニュートリノ振動実験(T2K実験)を発展させた将来の実験での「ニュートリノでの粒子・反粒子対称性(CP対称性)の破れ」の発見感度の向上である。本研究では、将来のCP対称性の破れの測定実験に向けて、新しいビーム強度測定器の開発を行い、T2K実験でニュートリノ(反ニュートリノ)ビーム中の反ニュートリノ(ニュートリノ)の割合を間接的に測定して、これまでのハドロン生成分布の測定結果と合わせてニュートリノや反ニュートリノビームの組成の違いを小さな不定性で求める事で目的の達成を目指す。 今年度は、これまでの測定から得られたニュートリノや反ニュートリノの親粒子(ハドロン)の生成分布を用いて、ニュートリノ・反ニュートリノの生成シミュレーションを行い、ビーム中のニュートリノや反ニュートリノ成分の割合を実験データに基づいて見積もった。 本研究課題で開発する測定器は、ニュートリノ生成の際に同時に生成される正電荷ミューオンと、反ニュートリノ生成の際に生成される負電荷ミューオンの収量の差を測定する。この収量やミューオン以外の粒子の収量についても、実験データに基づいて詳細な見積もり評価を行った。 今後は、ビームラインへの設置を進めて、ニュートリノビーム、反ニュートリノビームでの測定を行い、ハドロン生成分布に基づく見積もりとの比較を行い、理解を進めていく。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)