多能性幹細胞由来の樹状細胞を用いた免疫制御
Publicly Offered Research
Project Area | Immunological Self Recognition and its Disorders |
Project/Area Number |
22021037
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
千住 覚 熊本大学, 生命科学研究部, 准教授 (50274709)
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Project Period (FY) |
2010 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥9,600,000 (Direct Cost: ¥9,600,000)
Fiscal Year 2011: ¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
Fiscal Year 2010: ¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
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Keywords | 樹状細胞 / 多能性幹細胞 / 自己免疫疾患 / 細胞治療 / 免疫制御分子 / 自己免疫性糖尿病 |
Research Abstract |
TRAILが制御性T細胞へ与える影響についての検討:申請者らは、昨年度までの研究により、TRAILを強制発現させたES細胞由来の樹状細胞(ES-DC)を生体に投与することにより抗原特異的な免疫抑制を誘導できること、さらにTRAILを強制的に発現させたマウスES由来樹状細胞による免疫抑制に制御性T細胞が関与していることを明らかにしている。平成23年度の研究においては、この結果を確認することはできたが、そのメカニズムの解明にはいたらなかった。 ES-DCおよびiPS-DCによる自己免疫抑制機序の解明:昨年度までの研究では、NODマウスを用いた研究を中心に行っていたが、実験の簡便さ、治療効果を評価するまでの時間の短さに鑑み、本年度は、マウスの自己免疫疾患のモデルである実験的自己免疫性脳脊髄焔(EAE)を用いて、ES-DCによる自己免疫抑制機序の解明を試みた。その結果、EAEの症状(下肢を中心とする運動麻痺)が出現する以前に、一定数以上のES-DCを投与することにより、再現性良く、症状を緩和できることを観察した。一方で、症状出現後のES-DC投与では、効果を認めなかった。このようなES-DCによるEAEの症状の抑制には、T細胞およびミエロイド系細胞を含む各種の免疫細胞の局所(脊髄組織)への浸潤の抑制を伴っていた。GFPを発現するES-DC等を用いて投与したES-DCが脊髄組織へ浸潤しているかどうかの検討を行ったが、これについては明白な結果を得ることができなかった。ES-DCによる自己免疫抑制機序として、現時点では、自己抗原に特異的なTリンパ球の応答の抑制が考えられ、その効果は、自己抗原による感作よりも後であっても、発揮されるものと考えている。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)
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[Journal Article] Generation of dendritic cells and macrophages from human induced pluripotent stem cells aiming at cell therapy2011
Author(s)
Senju, S., Haruta, M., Matsumura, K., Matsunaga, Y., Fukushima, S., Ikeda, T., Takamatsu, K., Irie, A., Nishimura, Y.
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Journal Title
Gene Therapy
Volume: 18
Issue: 9
Pages: 874-883
DOI
Related Report
Peer Reviewed
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[Journal Article] Immunotherapy with pluripotent stem cell-derived dendritic cell2011
Author(s)
Senju, S., Matsunaga, Y., Fukushima, S., Hirata, S., Motomura, Y., Fukuma, D., Matsuyoshi, H., Nishimura, Y.
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Journal Title
Seminars in Immunopathology
Volume: 33
Issue: 6
Pages: 603-612
DOI
NAID
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