Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
N-ビニルアミドは、アクリルアミドの構造異性体であり、窒素原子とカルボニル基の位置が反転した非共役構造をとる。その構造的特徴から反応性が低いだけでなく、高分子化したときの水和構造がアクリルアミドと異なる。この特徴的な水和構造を活用した高分子ゲルを発展させるべく、アミド基と水との相互作用を解明する。最近確立したN-ビニルアミドのRAFT法によるリニアポリマーの重合制御や、ハイドロゲル表面の加水分解処理による表面修飾法を活用する。