Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
生命現象には,さまざまに変容するリズム(開始/停止,変調,同期,伝播するリズムなど)を示す性質がある。我々は本研究で,アフリカツメガエルの卵母細胞を用い,リズミックに活動電位を発動する因子を発現させたPacemaker細胞と,受け取った活動電位を伝えるRelay細胞を作製する。さらにこれらをギャップ結合で自由に連結させた“カエル卵アレイ”が生み出す活動電位の時空間的変化パターンを,蛍光イメージングの手法により解析する。これにより,研究者が実際の細胞を自由に組み立て,変容リズムを示す細胞集団をデザインし,実験できるプラットフォームを作り出すことを目指す。