Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
経験に応じて獲得した可塑的変化(回路の適応)の維持には、特定細胞での新規タンパク質合成が重要だが、翻訳されるべきタンパクが何かは未だ不明である。本研究では、ショウジョウバエの細胞種特異的な遺伝子発現系と比較トランスラトーム・トランスクリプトーム解析を組み合わせ、神経活動依存的な翻訳効率の経時変化を明らかにすることを目指す。「刺激後の時間」と「細胞種」という2変数に焦点を当て、適応回路で起こる可塑的変化を翻訳効率から理解する。