Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
小胞体とミトコンドリアの物理的な接触(小胞体―ミトコンドリア接触)は多くの細胞において最も顕著に観察されるオルガネラ間接触である。この接触部位においては、異なるオルガネラの脂質膜、タンパク質、核酸、イオンといった複雑な要素が数十nm立方の空間に密集し、まさにメゾスケールの複雑体を形成している。本研究では、この接触がどのような分子機構によって成り立ち、制御されているのかを明らかにする。