Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究では、人工的に調整したマイクロコズムにおいて菌糸体に様々な刺激を与え、それに応じて形成される菌糸ネットワークの構造を定量化するとともに、菌糸体内部における情報伝達物質・電気信号の分布の測定、遺伝子発現のエピジェネティックな変化を検出することにより、刺激に対する菌糸体の行動と情報の保持・伝達の関係を定量的に明らかにすることを目指す。具体的には、(1)画像解析によるネットワーク構造の定量化、(2)蛍光バイオマーカータンパク質による情報伝達物質のバイオイメージング、(3)DNA修飾の検出、(4)菌糸体の動態シミュレーションモデルの開発を行う。