バイオとMEMSの融合-チャネル膜タンパクセンサの創製
Publicly Offered Research
Project Area | Fusion Materials: Creative Development of Materials and Exploration of Their Function through Molecular Control |
Project/Area Number |
23107534
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
|
Research Institution | Kanagawa Academy of Science and Technology |
Principal Investigator |
川野 竜司 (財)神奈川科学技術アカデミー, バイオマイクロシステムプロジェクト, 研究員 (90401702)
|
Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2013-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
|
Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2012: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2011: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
|
Keywords | 脂質二分子膜 / MEMS / チャネル膜タンパク質 / バイオセンサ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究ではMEMS技術を利用して、小型チップ上に効率良く、安定して脂質膜を再構成できる計測プラットフォームを実現し、ロボットによる自動膜タンパク質解析システムを構築する。H23, H24年の二年間で以下の二つの課題に取り組んだ。
計測プラットフォーム構築-MEMS技術と液滴接触法の組み合わせによってマイクロ孔に安定な人工平面二分子膜を形成する。マイクロ孔中に形成した脂質膜の安定性を機械的振動や経時安定性を試験することで評価した。また接触法による高い安定性を持つ人工膜を利用して、脂質膜のアレイ化を行った。 チャネル膜タンパク質の再構成-人工脂質膜への膜タンパク質の導入は、精製した膜タンパク質をnmサイズのリポソームに再構成し、それらを平面膜上に展開することで行われる。再構成したチャネル膜タンパク質のチャネル電流計測を行なうことで人工膜中での、チャネル活性を評価した。またチャネル阻害剤を用いてチャネル開閉状態活性の計測を行い、創薬スクリーニング試験を試みた。
領域内共同研究についても活発に推進した。人工膜システムによるイオンチャネル計測法が確立できたので、これを用いて抗菌性ブロックポリマーの脂質二分子膜中におけるチャネル応答挙動の解明をA02青島グループと共同で進めた。またマイクロ流体技術を他の班員の研究へ応用・展開も行った。A03竹岡グループとは均一サイズのマイクロドロップレット中でシリカ微粒子のアモルファス二次結晶の作製・光学応用、A02奥村グループとはマイクロ流路中での粘性液体の浸透・混合現象解析、A03宮田グループとはマイクロ流路中での外部刺激応答性ゲルの合成、について共同研究を行った。
|
Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(23 results)