神経情報書込の分子機構解明を目指したCaMキナーゼ活性プローブ開発と多重可視化
Publicly Offered Research
Project Area | Mutli-dimensional fluorescence live imaging of cellular function and molecular activity |
Project/Area Number |
23113503
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
尾藤 晴彦 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00291964)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥9,100,000 (Direct Cost: ¥7,000,000、Indirect Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2011: ¥5,720,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥1,320,000)
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Keywords | 脳・神経 / シグナル伝達 |
Outline of Annual Research Achievements |
神経情報は、膜電位の上昇下降と神経伝達物質放出によって発生する。そして、神経伝達物質受容に引き続くシナプス電位の変化は、神経細胞内で電気的シグナルと化学的シグナルの両者を生成する。本研究課題では、この化学的シグナルに焦点を当て、化学的シグナル伝達過程を構成する素過程の代表例としてCa2+-カルモジュリン依存性蛋白リン酸化酵素(CaMK)を取り上げ、その酵素活性ダイナミクスが生きた細胞内でどのような実時間変化を遂げるか測定可能な実験システムを開発する。 本研究計画の最終年度である平成24年度においては、カルシウムとCaMK活性の同時測定(Ca2+/CaMKII, Ca2+/CaMKIV, Ca2+/CaMKK)、CaMKと脱リン酸化酵素カルシニューリンの同時計測を、単一ニューロン、単一シナプスにおいて実施し、種々の刺激に対する応答チューニング特性を明らかにした。その結果、CaMKIIが、入力周波数のみならず、入力数そのものをも認識するデコーダーであることを明らかにした。また、単一シナプスレベルでのdual FRETを実現して、低周波数刺激ならびに高周波数刺激に応答するシナプスでのカルシニューリン活性化の時空間特性を解明した。 本成果は、Fujii et al. としてCell Reports誌に掲載確定している。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)