ショウジョウバエ求愛行動を環境適応的に制御する嗅覚系神経分子機構
Publicly Offered Research
Project Area | Systems molecular ethology to understand the operating principle of the nervous system |
Project/Area Number |
23115710
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
江島 亜樹 京都大学, 生命科学系キャリアパス形成ユニット, 助教 (00548571)
|
Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2013-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
|
Budget Amount *help |
¥7,280,000 (Direct Cost: ¥5,600,000、Indirect Cost: ¥1,680,000)
Fiscal Year 2012: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2011: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
|
Keywords | 神経科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
有性生殖を行う多くの動物にとって配偶者選択は重要な問題です。オスは、メスに気に入られるために、あらゆる感覚を駆使して情報収集を行い、アプローチを調整します。 モデル動物のひとつであるショウジョウバエでは、その豊富な遺伝ツールを用いた研究により、オスが嗅覚を使って相手のフェロモンを識別し、求愛を開始するかどうかの行動決定を行う事が分かってきましたが(江島2009)、求愛開始後のパフォーマンスの「質」がどのように維持・制御されているのかという点についてはほとんど注目されてきませんでした。 本研究では、オスが、匂いによってその時々のメスの性的受容性を感知し、それに応じて求愛歌のパターンを変化させる事を見いだしました。また、この柔軟なオスの求愛アプローチが、メスの最終判断に重要な役割を果たす事が明らかになりました(Trott et al. 2012)。
|
Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(2 results)
Research Products
(10 results)