新規巨大タンパク質ミステリンによる血管・神経形成の制御
Publicly Offered Research
Project Area | Vasculo-neural wiring and their interdependent crosstalk |
Project/Area Number |
23122520
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
森戸 大介 京都産業大学, 総合生命科学部, 研究員 (20514251)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2012: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2011: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | ミステリン / モヤモヤ病 / AAA+タンパク質 / ユビキチン / 血管新生 / 神経形成 |
Outline of Annual Research Achievements |
日本人に多い脳血管疾患、モヤモヤ病の感受性因子として同定された新規巨大タンパク質ミステリンは、ユビキチンリガーゼ活性とATPアーゼ活性を持つ。しかし、ミステリンの細胞内における機能と血管組織における機能の詳細、また、疾患原因変異がミステリンの機能にどのような影響をおよぼし、どのような機序で疾患が引き起こされるのか、いずれも現在まで全く不明である。ミステリンのATPアーゼドメイン周辺の構造予測から、ミステリンはAAA+型ATPアーゼである可能性が示唆された。全長ミステリンの精製標品を用いた検討や生化学的検討から、ミステリンは細胞内でリング状の多量体を形成し、ATPの結合・加水分解サイクルを通じて集合と解離を繰り返していることが示唆された。AAA+型ATPアーゼ一般の性質として、エネルギーの消費と共役した物理的な作用があるが、ミステリンは結合・解離サイクルを含むエネルギー依存的構造変化を通じて、細胞内の物理的過程に寄与する可能性が強く示唆された。このような特異かつ明瞭な活性はミステリンの機能を考える上で本質的なものと思われるが、これがどのように血管・神経の構造と機能につながるのか、解析を継続している。またミステリンと結合するタンパク質の探索からは、ミステリンの細胞内機能を示唆する基質・共役因子候補を複数同定した。このうちの幾つかについては、細胞内でミステリンとの物理的・機能的相互作用を確認しており、ミステリンの生理機能の解明のため、解析を継続している。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)