皮膚繊維芽細胞が多分化能を獲得する分子メカニズムの解明
Publicly Offered Research
Project Area | Molecular mechanisms underlying reconstruction of 3D structers during regeneration |
Project/Area Number |
23124508
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
佐藤 伸 岡山大学, 異分野融合先端研究コア, 准教授 (90512004)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥11,180,000 (Direct Cost: ¥8,600,000、Indirect Cost: ¥2,580,000)
Fiscal Year 2012: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2011: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
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Keywords | 四肢再生 / 有尾両生類 / FGF / GDF5 / 再生原理 / MMP / 脱分化 / BMP / 過剰肢付加モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
両生類は四肢を再生できるが、高等脊椎動物は再生できない。この差異はいったい何に起因するのか長い間不明な事項であり、この問題に対する答えはこの分野にとって非常に大きな貢献になる。また、当領域において高等脊椎動物にも相通じる共通の再生原理を見つけることが大切であることから、何が両生類において四肢再生の惹起を担うのかを明らかにすることは大きな意義があると考える。これまでの研究において、四肢再生に必要な四肢の構成成分は「皮膚」と「神経」であることを明らかにした。皮膚の損傷だけでは単純に皮膚の修復が起こるのみである。しかし、皮膚損傷部に神経を遊走させた場合、皮膚修復に替えて、四肢の再生反応が惹起される。これら一連の事項のまとめをまず行いレビュー誌として発表した。このレビューは今までの我々の発見を網羅するもので、考えを整理するうえで大きな成果であると確信している。 再生反応は「皮膚損傷 + 神経 = 再生」という“再生方程式”で説明できる。この再生方程式を解くため、我々が有する次世代シーケンサーの情報を集約・解析した。その結果、Tgf-bシグナリングの関与を疑うに至った。これまでに他研究で、再生開始にFGF-signalingが重要な働きをしていることは報告してあったが、それだけでは不足であることも合わせて判明していた。そこで加算的な働きをする因子を探していたところ、Tgf-bスーパーファミリー因子の中のGdf5の働きを見出すに至った。このGdf5をFGF-Signalingに加えることで、上記再生方程式の「神経」の部分の回答になりうることを発見した。この知見を高等脊椎動物に生かすべく、現在アフリカツメガエルに応用している最中である。すでに、上記再生方程式が適用できることは見出しており、現在論文にまとめている最中である。今後も随時高等脊椎動物への応用を試みる。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)