Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
長寿社会に突入した現代、これから年を取る世代が自らの人生航路を準備し幸福に高齢期を過ごすためには、加齢に関する正しい知識を持つことが欠かせない。人の加齢は、身体・生物学、認知・感情、社会・環境の3つの領域が相互に影響しながら生じる長期間の変化である。したがって加齢の様態をモデル化するには、これら3つの領域を経時的に同時に長期間評価し、領域相互の影響と変化の関係を解明することが必要となる。しそこで本研究は、すでにデータ収集が終了している、縦断調査データを利用し加齢の様態の包括的なモデルの検証可能なデータベースの整備を行う。