Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究では、一重項励起状態と三重項励起状態のエネルギーが逆転した遅延蛍光材料を創出する。そのために、①動的電子相関を取り込めるポストHartree-Fock (HF)法を用いた仮想スクリーニングによる材料探索を行い、②候補分子の合成から光物性および有機ELデバイス特性評価までの一貫した実験研究を展開する。理論計算と実験を両輪とした本研究より、一重項励起状態と三重項励起状態のエネルギーが逆転した遅延蛍光材料を見出すことで、高輝度・高効率・ 高耐久な有機ELデバイスを実現する。