Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
研究背景の概要①:自然界においては、光合成反応中心に代表されるD/A相互作用を環状に配列した美しい構造様式が多く存在する。これらのD/A環状配列構造は構造的に美しいだけでなく、天然が電子の移動を自在に制御する上で重要な役割を果たしていると考えられる。研究背景の概要②:TTF/TCNQに代表されるD/A相互作用対は結晶化すると、D/A相互作用対が無限に配列した構造[(D/A)n]をとる。この無限配列から10分子程度を切り取ったD/A相互作用対のオリゴマー配列は無限伸長したD/A相互作用対[(D/A)n]の極限的微小構造と解釈することができる。