Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究では、ねじれた結合を介した有効な分子内共役と分子間の強いπ/π相互作用を両立したプロペラ型分子群に着目し、1) 各平面の独立した積層型二量体形成をイオン間相互作用によって強化することで、全体に非局在化された高密度共役電子系を有するハニカム格子結晶の創出に取り組む。また、2) プロペラ型分子の中心元素を変更することで共役電子系の系統的な調査を実施するほか、3) π共役置換基のねじれ方向に起因したキラル共同物性についても探索を行う。