Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
カルシウム感知受容体(CaSR)は、細胞外Ca2+濃度や免疫応答の制御に関わることが知られている。また、腸管上皮細胞に発現するCaSRは、腸管バリア形成によって、腸内細菌と宿主の共生に関与するとされる。その一方で、CaSRの機能解明はほとんど進んでいないのが現状である。そこで本研究では、磁場応答性Ca2+結合ナノ粒子を開発し、磁場によるCaSR活性制御法の確立を目指す。