Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
申請者は、自然免疫応答を引き起こすToll-like receptor (TLR)とそれに結合する疎水性修飾を導入した核酸分子との疎水性相互作用を解明して、新たな核酸医薬品への応用を目指す。疎水性修飾を導入した免疫制御性核酸分子を用いて、核酸分子-TLR間の疎水性による「弱い相互作用」の機構を分子レベルで解明し、得られる知見を基に効果的なTLRアゴニスト、アンタゴニストを設計、合成する。これにより自然免疫応答をより効率的に促進・抑制し、核酸医薬の免疫賦活活性及び免疫治療効果の向上を目指す。