Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
ソフトマテリアルにおいて、マクロスケールの物性とミクロスケールの構造の相関を見出す上で、マイクロメートルスケール=メソスケールにおける不均一性の重要性が知られているものの、ソフトマテリアルにおけるメソスケール構造を定量的に描写する手段が存在しないため、現時点では定性的な理解に留まっている。本研究計画では、応募者独自の計測技術である顕微動的光散乱法に、天体分野で発展した補償光学の考えに着想を受けた入射光の波面制御システムを組み込んだ新たな計測法、波面整形顕微動的光散乱法を開発し、ソフトマテリアルのメソスケール不均一性の可視化に挑む。