Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
生体は細胞の分裂および成長により必要箇所の体積を増大させながら最終的な「かたち」を作り上げる.このような局所成長をものづくりプロセスに直接取り入れる.基本とする素材は,ゴムやゲルといった柔軟材料に低沸点液体材料を微細な液泡として分散させたものである.この材料に機能粒子も同時に分散させ,部材各所への自在な加熱システムと組み合わせることで,同一の温度履歴において成長履歴の異なる要素材料が自在に設計できる.多様な成長バリエーションの要素材料をレゴブロックのように組み合わせることで,構造の全体変形を,その成長履歴まで制御しながらプログラミングすることを狙う.