Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
人間が光情報から視知覚を通して得る視覚的質感の研究では、ディジタル画像が多用される。画像機器によって異なる獲得/表示画像の差異は画像信号処理によって補正され、画素構造などの画像機器が有する物理構造の違いまでは十分に考慮されてこなかった。本研究では、これまで不問であった画像機器の物理構造と画像信号、深奥質感知覚の関係について、物理構造の特性定量化と視感評価実験によって解明することで、画像機器の物理構造が質感知覚に与える影響を質感再現性能として尺度化することを目指す。