Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
人が衣服などに触れたときに感じる感覚を肌質感と呼ぶ.内受容感覚とは身体内部状態に対する感覚である.興奮時に心拍数の上昇を感じる感覚やお腹が痛いという感覚が内受容感覚である.内受容感覚の乱れの大小により肌質感がどう変わるのかを調べることで内受容感覚が肌質感に与える影響の解明に挑む.この結果に基づき,内受容感覚に応じて自在に肌質感を操作する手法の開発に挑む.これにより「人は違えど肌質感は同じ」という深奥質感認識を得ようとする試みを行う.内受容感覚という観点から深奥肌質感の本質的理解とその操作方法に迫る.