Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
視覚質感の長期記憶は画像の知覚的・感性的質感情報に還元できないことがわかっている。また、質感の長期記憶にはバイアスがある。画像を媒介としたコミュニケーションの有効化には視覚質感の記憶容易性とバイアスの関連を定量的に解明することが不可欠である。本研究は、視覚質感のスタイルに焦点を絞り、記憶に残りやすく、かつバイアスの少ない質感表現の特性を明らかにすることを目指す。AIを用いた画像変換と記憶容易性の推定、行動実験による長期記憶の定量的測定、眼球運動データの解析を組み合わせることで、記憶容易性とバイアス、及びその相互作用の規定因を明らかにする。