Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
従来は効率良く扱うことができなかった組合せ集合族に関する演算を圧縮索引上で行う手法を開発する.圧縮索引とはデータを省領域で表現しつつ,それを展開せずとも検索や更新を実行可能なデータ構造である.本研究では従来の圧縮索引上で動的計画法を行うことによって高階の決定グラフを生成する高速かつメモリ効率も良い手法を実現し巨大な離散構造の解析処理を実現することを目指す.潤沢な研究成果を有する既存の計算基盤を高階の離散構造へと拡張することで新たに強力なアルゴリズム基盤を形成するとともに,圧縮索引上で行われる動的計画法ベースのアルゴリズムに対して統一的な見方を与えその理解を進める.