Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
分子間相互作用を2次元画像のパターン認識により、精度良く高速に解析する研究を行う。タンパク質の個々の特性を画像データに納めて、従来の単純な記述子では捉えきれない情報を取り込むことで、正確にタンパク質複合体の結合パートナーを見つけることが出来る。生体内のシグナル伝達は、タンパク質等の分子認識の連鎖で成り立っている。従って、生体の情報伝達ネットワークを理解するためには、分子認識を把握することが欠かせない。タンパク質同士の結合相互作用を効率的に解析できれば、高機能性分子の緻密な設計が可能になる。本技術の実証実験として、SARS-Cov-2の中和抗体を論理的に設計して作出する。