Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
転位運動に伴い放出される弾性波を計測し、それと同時に離散転位動力学(DDD)シミュレーションを行い、観測データと数値解析モデルをデータ同化することで、材料中の転位運動の時系列データを取得する。また微視組織を記述するには、外部の荷重や電位場に対する異方性が重要なので、パーシステントホモロジーに異方性の概念を取り入れ、「微視組織記述子」を定義する。ランダムに生成した組織に対して前述の順解析を行い、微視組織記述子と材料特性のデータベースを構築する。さらに記述子を説明変数として、ベイズ最適化などの最適化手法を用いて、微視組織記述子空間を探索し、より性能の高い材料組織の発見を目指す。