Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
近年、金属を含む機能性固体の研究が極めて盛んである。これらの物質は通常、金属塩と配位子の溶液反応で合成される。ところが申請者らは、金属を含む液体から錯体系固体をその場形成する、斬新な固体構築法を実現した。この手法では、光や熱によって、金属イオン間が種々のアニオンで架橋された金属錯体固体が直接生成する。本研究では、領域班員との多角的な共同研究を通じて、その機構解明、物質開拓、および機能開拓を進める。こうして無機固体の新たな創出手法を確立し、その機能性を拡張する。