Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
我々が認識する自身の内因的状態は、外界からの感覚情報入力によって大きく影響を受ける。脳の神経ネットワークによって処理された感覚情報はモチベーションや達成感などの感情を生み出し、この内因的な状態の向上が行動変容の促進に重要であると考えられる。しかし脳において感覚情報がどのように処理されるのか、そして行動変容の過程において感覚情報処理を含む脳動態がどのように変化するのかよくわかっていない。そこで本研究では、マウス視覚野における視覚情報処理の伝播経路、そして課題学習により行動変容が起きているとき視覚情報処理経路で生じる神経活動変化を、光刺激+生体イメージングを組み合わせることにより解明する。