Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
両性花では2つの精細胞を花粉管に託し重複受精を可能にするが、めしべ内を通る花粉管の道のりには化学的、物理的なバリヤーが存在する。これを乗り越えるため、両性花はその進化過程で花粉管にどのような能力を獲得させてきたのだろうか。本研究では、先端イメージング技術、有機合成蛍光プローブ開発技術に加え、微細加工技術を駆使して花粉管の化学的、物理的バリヤー突破機構をマイクロ流路上で再現する再構成系を確立し、本領域に広く通じる作動因子動態解析の新技術を開発することを目指す。