Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
内在性RNAには多くの転写後修飾が付加されており、免疫センサーの応答性を調節することで炎症を調節している。N6-メチルアデノシン(m6A)は最も多いmRNA内部修飾の1つであり、mRNAの安定性・翻訳調節など様々な機能を発揮することが知られているが、炎症応答制御における役割については未だ不明な点が多い。本研究はRNA m6A修飾酵素METTL16とその修飾認識に関与するMTR4-核内RNAエクソソームを足掛かりとして、RNAのm6Aメチル化が過剰な炎症応答を抑制する機構を解明することを目指す。